私は、歯科大学在籍中に大怪我を負い、意識不明の状態で生死を彷徨いました。
目が覚めた後もIQは70程度で意識ははっきりせず、
体も動かない言葉も発せないような状況のまま窓の外を見ては涙を流し、
布団を頭からかぶっていました。
そうして第2の人生を送ることになった私は、日常生活、復学、就労という
どの場面でも今まで気づきもしなかったさまざまな困難に直面しました。
学生から社会人となり、キャリアを積んで新しいことに挑戦し、
踏み出そうとする時には『若い女性だから』という根拠のない理由での
困難も感じました。
中途障害を負ってから、今日までを千代田区で過ごし、
私が再び立ち上がり社会復帰するまで見守ってくれた千代田区に
選択肢を増やすことで恩返しをしたいと思っています。
歯科医師としての経験や、厚生労働省で医療DX施策に携わった知識など、
私の持つすべての知識を使って、全力でひとつひとつ、進めていきます。
私は社会に選択肢を増やし、すべての人が諦めない、
あきらめなくていい社会の実現を目指しています。
応援よろしくお願いいたします。
歯科医師時代の私
目が覚めたばかりの頃
リハビリ中の病院にて
お見舞いに来た友人と談笑する様子